東京フォーラムを終えて

東京フォーラムにご参加いただた方々ありがとうございました。

おかげさまで、形式的な話し合い活動の脱却を目指し、谷戸会長の講演や演習を通して、みんなで考える素晴らしい会になりました。

午前中の谷戸会長の講演「自分の言葉で心をつくる」では、構造学習の原理について話していただきました。

講演の中に、「自分の力で考えて、自分の言葉でまとめるには、能動的に考える方法を身に付け、物事の本質を理解する力が大切だ」というお話がありました。

何でもいいから話し合おうではなく、本質()に向かって話し合わなければ、真に理解し合えないのではないでしょうか。

構造学習にはその理論があります。そのような学習を通して、子供たちは生涯にわたって働く力を身に付けていくのだと思いました。


午後は「大造じいさんとガン」の演習です。

形式的な話し合いにならないように、手立てをもってお互いが自分なりに理解したことを表現し合いました。

お互いの読みを伝え合うことで、一人では気づかなかった視点や読み方がどんどん自分の理解の深まりとなり、物語の本質に近づいたように思えました。

各地域の仲間といっしょに本気で教材に向かい合って話し合えたことが何より楽しく、とても充実した時間でした。


下の内容は、三重の松本先生がまとめてくださったものです。