国語のアクティブラーニングの源流はここにあり!
今、学校において当たり前のように教えられている国語にも、その教育方法を構築した人物がいる。それが沖山光(1905~1990)である。青山師範学校卒業後、二松學舍大学で学んだ沖山は、戦後の教育改革の中で、現代につながる新しい国語教育の確立に深く関わった。本書はこの沖山の伝記であるとともに、彼の提唱した読解の指導法や構造学修論を丁寧に説明した本である。
教育の中で、子ども自身が学ぶことを重視した沖山の方法は、アクティブ・ラーニングが強調されている現代の教育改革に通じるものがある。
一貫して教育現場に関わりながら、ソシュールの理論を取り入れて、教育方法論を構築していった沖山光の生涯と思想は、教育改革を真剣に考える教育者、実践の柱となる理論を模索する学校教員、そして何よりも子どものための教育を目指すすべての大人に、深い示唆を与えるであろう。(アマゾンで購入いただけます)
未来に生きる子どもづくり
構造学習論の発展と充実の軌跡
構造学習の理論と実践をわかりやすくまとめた本が刊行されました。常任講師である太田由紀夫先生の手によるものです。 内容は、金井里子先生が府中市立住吉小学校時代の実践を学級通信として出されたものをまとめた『未来に生きる子どもづくり』をベースにして、金井先生がどのように構造学習論を消化し実践化していかれたかを解説しています。今日のさまざまな教育課題に応えるための本質的な問いかけに迫るものとなっています。 発行は東京学芸大学出版会。2000円です。
構造思考をはじめよう
思考力の基礎を築くトレーニング学習の指導法・実践事例が詳しく書かれています。入門書として手に取りやすい一冊です。(金井里子著)2000円
・ひとり歩きの学習〈理論・学級経営・国語科〉
(金井里子著)・・・・・・・・・・・・・・・・2575円
*教師の仕事とは何かを問う。構造学習の全体がわかる必読書
・思考力を高める学習の創造
(金井里子著)・・・・・・・・・・・・・・・・2500円
*国語科の理解学習を細かく記録した実践記録
・思考力を高める読みの指導
(全国構造学習研究会編 明治図書)・・・・・・1700円
*思考力を高めるための年間指導計画、全学年にわたる実践記録
・生涯に生きる能力づくり
(全国構造学習研究会編 東洋館刊)・・・・・・2400円
*構造学習の原理と、この学習で育った子どもたちの総合学習の実践
・自立への基礎づくり
(滝澤武久・金井里子共著 東洋館刊)・・・・・2100円
*生活科の理論と実践
・ゆとりと充実の学習〈算数科編〉
(金井里子編 れんが書房)・・・・・・・・・ 1800円
*ゆとりとは何か。図形の概念や公式を子どもたちが発見していく学習
・ゆとりと充実の学習〈社会科編〉
(金井里子編)・・・・・・・・・・・・・・・1800円
*構造学習で育った思考力で、主体的に目的を持って調べ、まとめていく記録
・よみがえる学習
(金井里子編 れんが書房)・・・・・・・・・2000円
*親と子と担任で編集。ひとりで作文がかける作文指導と総合学習
・未来に生きる子どもづくり
(金井里子編 不二書房)・・・・・・・・・・2000円
*保護者に対して子どもたちの育ちゆく姿を通信したもの。
教科学習、生活科の学習 生活全体に、主体的に心豊かに生き生き活動する1、2年生
・逃げないで、子どもの叫びから
(金井里子著)・・・・・・・・・・・・・・・1800円
*問題を起こす以前に、子どもと担任がどう対応したかの十一話
・心の窓を開いて
(構造学習研究会 発行責任者 早乙女盛男)・1500円
*教え子と保護者、研究同人からみられる構造の本質
・人間教育の原点
(金井里子著 悠雲社)・・・・・・・・・・・1700円
*構造学習の根幹・構造化力に不可欠な基礎能力の引き上げとは
・脳が育つ学習方法の壺
(全国構造学習研究会編)・・・・・・・・・・1300円
*脳の発達・脳のしくみと構造学習についての金井里子先生講演記録
・命みつけた
(金井里子編著)・・・・・・・・・・・・・・2200円
*子どもたちが自分の力で命をみつけていく
・自ら学ぶ子どもたち 学力と心を育む理論と実践〈説明的文章編〉
(金井里子著 渡辺京子編)・・・・・・・・・2000円
・自ら学ぶ子どもたち 学力と心を育む理論と実践〈文学的文章編〉
(金井里子著 山本としこ編)・・・・・・・・2000円
*「ほんとうの学力」のつくり方
・ごめんね ざりがにくん
(金井里子編)・・・・・・・・・・・・・・・1429円
*子どもたちが自分たちの体験を絵と言葉でつづったお話