東京大会報告②

②実践提案


栃木の佐藤先生

「教科横断的に進める読解力の向上2

子どもたちが構造的な思考力を身に付けるために、教務主任の立場から同僚の先生方とともに学校全体で、教科横断的に様々な場面で思考力を発揮する実践を具体的に発表していただきました。


文章全体の言いたいことをつかむ洞察力、全体と部分の関係を明らかにする分析・統一力は、どの教科にも、どの生活場面にも生きます。改めて構造思考は、論理的に考えるうえで自然な思考であること、そして思考の可視化ができることから教育実践での活用の有効性を感じました。

三重の川村先生

「主体的に考え行動し、互いに高め合う力の育成〜「できない・しない」から「できる・しよう」を目指して〜」

担任をする6年生の学級の実態を踏まえて、指導のねらいや、アンケートなどによる成果や課題の分析を明確にして、実践を紹介して下さりました。


児童のノートや、授業の様子の映像を盛り込みながらの発表だったので、川村先生の受けもつ子どもたちが変容が分かりました。構造学習の理論を基にした実践が、子どもたちを大きく成長させている事実に、私たちは大きく勇気付けられました。間違いなく今後の構造学習の実践のモデルとなると思います。